より詳細に分析。

アナリティクスでは、お客様のサイトやアプリがどのように使われているかを把握できるため、ユーザー エクスペリエンスの改善に向けた対策を取ることができます。次の機能リストで、Google アナリティクスでできることをご確認ください。

より詳細に分析。

組み込まれた自動分析機能

アナリティクス データに関する疑問をすばやく解消し、ユーザー行動を予測して、パワフルなモデリング機能を活用しましょう。

  • 予測機能

    アナリティクスが Google の機械学習モデルを使ってお客様のデータを分析し、購入や離脱など、ユーザーが取り得る未来の行動を予測します。そうした行動が見込まれるユーザーのオーディエンスを作成すれば、コンバージョンやユーザー定着率の向上に活用できます。

  • 先見的なインサイト

    お客様のデータから、行動につながるインサイト(重要な変更、新たな傾向、知っておくべき成長機会など)をアナリティクスが自動的に検出して表示します。

  • プライバシーに配慮したモデリング

    Google の機械学習モデルによってカスタマー ジャーニーの全体像がさらに明確になり、観測されたデータ、自社データ、ユーザーの同意を得たデータに基づいて、ユーザー行動とコンバージョンをより正確に把握できます。

  • さまざまな質問に回答

    普段どおりの自然な言い回しで検索バーに質問を入力すれば、確認したい指標、レポート、インサイトをすばやく見つけられます。

レポート

お客様のサイトやアプリがどのように使われているかを一目で確認し、詳しい情報が記載されたレポートにも簡単に移動できます。

  • リアルタイム レポート機能

    サイトやアプリでのアクティビティをリアルタイムで確認できます。

  • 集客レポート

    お客様のサイトやアプリを訪れたユーザーの来訪経路を確認し、マーケティングの効果を把握できます。

    • ユーザー獲得

      ユーザーがさまざまな参照元(有料ソースやオーガニック ソース)を経由してお客様のサイトやアプリに到達した経路を把握できます。
    • トラフィック獲得

      さまざまな参照元(有料ソースやオーガニック ソース)からお客様のサイトやアプリに到達したユーザーについて、セッション ベースでトラフィックとエンゲージメントを把握できます。
  • エンゲージメント レポート

    お客様のサイトやアプリでエンゲージメントとコンバージョンを促進しているコンテンツを詳しく把握できます。

    • イベント レポート

      ユーザー操作、システム イベント、エラーについて詳しい情報を把握できます。
    • コンバージョン レポート

      ご利用のすべてのマーケティング チャネルがどのように連携してコンバージョンを促進しているかを把握できます。
    • ページと画面のレポート

      ユーザー エンゲージメントが特に多いウェブページやアプリ画面を把握できます。
  • 収益化レポート

    お客様のサイトやアプリでの e コマース、サブスクリプション、広告から、収益がいくら生まれているかを把握できます。

    • e コマース

      購入アクティビティについて、商品やトランザクションの情報、平均購入収益、ユーザーあたりの平均購入収益などのデータを分析できます。
    • アプリ内購入

      高い成果を上げている商品やサブスクリプションに関する分析情報を使って、アプリの収益化を改善できます。
    • パブリッシャー広告

      Firebase 向け Google アナリティクス SDK を使って、アプリで生まれている広告収益を把握できます。
  • データの更新頻度(アナリティクス 360 のみ)

    アナリティクス 360 の管理画面や API を通じて、1 日中の連続的なデータを把握できます。収集されたデータは通常 1 時間以内に表示されるため、迅速な意思決定ができます。

広告運用機能

すべてのチャネルでのメディア費用について費用対効果をしっかり把握して、情報に基づく予算配分を行って、アトリビューション モデルを評価できます。

  • 広告スナップショット

    日常的な広告運用のニーズにすばやく応え、Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360 のキャンペーンのパフォーマンスに関する詳しい分析情報を確認できます。

  • アトリビューション

    クロス プラットフォームのアトリビューション レポートでマーケティングの価値を把握して、マーケティングの目標到達プロセスにおける個々のタッチポイントを評価できます。

    • データドリブン アトリビューション

      Google の機械学習を使って、マーケティングの目標到達プロセスにおける個々のタッチポイントの貢献度を把握します。
    • コンバージョン経路レポート

      顧客のコンバージョン経路を把握し、さまざまなアトリビューション モデルによって経路にどのように貢献度が割り当てられるか確認できます。
    • モデル比較レポート

      さまざまなアトリビューション モデルがマーケティング チャネルの評価に与える影響を比較できます。

データ探索ツール

ビジネスのニーズに合わせてデータにアクセスし、整理して視覚化できます。事前定義レポートのような制限なしに、データを独自に深く分析し、分析情報を他のユーザーと共有できます。

  • 自由形式のデータ探索

    複数の変数(ビジネスの成果測定でご利用のさまざまなセグメント、ディメンション、指標)をキャンバスにドラッグ&ドロップしてアドホック分析を実施して、データをすぐに視覚化できます。

  • 目標到達プロセスデータ探索

    サイトやアプリでタスクを完了するまでにユーザーがたどったステップを視覚化し、ユーザー エクスペリエンスを最適化する方法や成果の高い(または低い)オーディエンスを把握できます(オープン型とクローズド型の両方の目標到達プロセスに対応しています)。

  • セグメントの重複

    さまざまなユーザー セグメントの相互関係を把握できます。この手法を使うと、複雑な条件を満たしている新たなユーザー セグメントを見出せます。

  • 経路データ探索

    お客様のサイトやアプリと関わったユーザーのコンバージョン経路を視覚化できます。

  • コホートデータ探索

    一般的な属性で分類されたユーザーの行動とパフォーマンスの違いについて、分析情報を把握できます。

  • ユーザーデータ探索

    特定のユーザー グループを選んで掘り下げて分析し、お客様のサイトやアプリとの関わり方を把握できます。

  • ユーザーのライフタイム

    顧客としてのライフタイムにおけるユーザーの行動と価値を探索できます。

  • 経路の遡及

    コンバージョンなどの重要イベントから遡り、そこに到達するまでにユーザーがたどった経路の違いや傾向、パターンを分析できます。

  • 非サンプリング データ探索

    非サンプリング データ探索で元データにアクセスして高度な分析を実施し、さらに細かい分析情報を見出せます。アナリティクス 360 では、1 日あたり最大 500 億個のイベントについて非サンプリング データ探索を実施できます。

データの収集と管理

さまざまな連携ツールを使って、データを簡単に収集、整理、管理できます。

  • Collection API

    アナリティクスは JavaScript ライブラリ、モバイルアプリ SDK、オープン測定プロトコルに対応しているため、インターネット接続のある任意のサードパーティ システムからインタラクション データをインポートできます。

  • タグ管理システム対応

    アナリティクスは主要なタグ管理システムすべてに対応しており、Google タグ マネージャータグ マネージャー 360 とシームレスに連携して機能します。

  • Admin API

  • カスタム定義

    カスタマイズしたデータを簡単にインポートできます。カスタム定義(カスタム ディメンションとカスタム指標)を使うと、さまざまなテキストや指標を(構造化されていようといまいと)測定できます。

  • データのインポート

    安全な方法で自社データを読み込んでアナリティクス データと一緒に利用して、カスタマー ジャーニーの全体像をさらに明確にすることができます。

  • Google BigQuery Export

    Google BigQuery との連携によって、アナリティクスのデータを BigQuery にシームレスにエクスポートして、何兆ものデータ行をインタラクティブに分析したり、複数のデータソースを結び付けたり、高度な予測モデリングを実施したりといったことができます。

  • 上限の引き上げ(アナリティクス 360 のみ)

    アナリティクス 360 では上限が高く、カスタム ディメンションが 125 個、オーディエンスが 400 個、コンバージョン タイプが 50 個までとなっています。

  • 自動カスタム表(アナリティクス 360 のみ)

    自動カスタム表を使って、お客様の特に重要なデータセットについてカーディナリティの高い表を迅速に作成できます。

高度なデータ ガバナンス

アナリティクス 360 での業務に必要なデータへのカスタム アクセスを可能にすることで、チームの生産性を向上できます。

  • サブプロパティと統合プロパティ(アナリティクス 360 のみ)

    サブプロパティや統合プロパティを使って、データと設定に対するアクセスをカスタマイズできます。

  • レポートのカスタマイズ(アナリティクス 360 のみ)

    個々のユーザーの職責に応じて、アナリティクス 360 のレポート機能全体をカスタマイズできます。

連携

アナリティクスは Google の他のソリューションやパートナー サービスとシームレスに連携するように作られており、作業時間の削減と効率性の向上につながります。

  • Google 広告

    アナリティクス内の Google 広告レポートで、サイトやアプリのパフォーマンス データと広告のデータをまとめて確認できます。また、アナリティクス コンバージョンを Google 広告アカウントにインポートすることもできます。

  • ディスプレイ&ビデオ 360

    アナリティクスでディスプレイ&ビデオ 360 のデータを確認、分析できます。アナリティクスで作成されたコンバージョンをエクスポートしてディスプレイ&ビデオ 360 の自動入札で使用したり、アナリティクスでオーディエンスを作成してディスプレイ&ビデオ 360 で使ったりすることもできます。

  • 検索広告 360

    アナリティクスで検索広告 360 のデータを確認、分析できます。アナリティクスで作成されたコンバージョンをエクスポートして検索広告 360 の自動入札で使用したり、アナリティクスでオーディエンスを作成して検索広告 360 で使ったりすることもできます。

  • Google Cloud

    BigQuery(Google Cloud のエンタープライズ データ ウェアハウス)との内蔵連携機能を使って、アナリティクスのデータを他のデータセットと簡単に結び付け、BigQuery の優れたツールを活用してインサイトを見出すことができます。

  • Salesforce と Marketing Cloud の連携

    アナリティクスのデータを Marketing Cloud のレポート画面で確認できるため、キャンペーンのパフォーマンスの全体像をより明確に把握できます。Marketing Cloud のメールに UTM パラメータが自動的にタグ付けされるため、アナリティクスを使ってメールの効果を把握できるようになります。

  • Google アド マネージャー

    アナリティクスのインサイトを Google アド マネージャーで活用し、サイトやアプリでのユーザー エクスペリエンスを最適化して収益化を改善できます。

  • Google AdMob

    AdMob 導入アプリの収益を測定できます。

  • Google Play

    Google Play におけるアプリの購入とサブスクリプション収益をトラッキングできます。

  • Google Search Console

    アナリティクスで Search Console のデータを確認し、サイトにユーザーを呼び込んでいる検索語句は何か、オーガニック検索での成果がオンサイトでのアクションにどのように結びついているかについて、分析情報を把握できます。